成田と申します。コミュニケーションについて考察しています。基本的に本から得た知識を踏まえ、お伝えして参ります。一人の意見を述べても皆さんが使える知識にならないですからね。
この記事は以下の書籍を参考に書いています
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共通の話題が出てこなくて困る
初対面の人と一通りの雑談を終えて、ちょっと間が開く時ってありますよね。お互いに何か共通の話題を探してしまって気まずい。そんな時あなたはこう思っていませんか?「何の話題を振ったら盛り上がるかな」とか「話題を振って全然興味を持ってもらえなかったらどうしよう」とか。そんなあなたに勇気を出させてくれるのがリサーチです。
ウェブに情報が溢れていると言われている時代。ビジネスであれば取引先のホームページを見ればその会社どのような会社かわかりますし、婚活パーティーであれば、女性(男性)で今話題になっているものを調べていきましょう。
セカンダリーデータを仕込んでおく
プライマリーデータとセカンダリーデータという言葉を聞いたことがあるでしょうか。プライマリーは本人が発している希望、要望、不安です。「海外旅行に行きたい」とか「結婚できるか心配」というものが1次的な情報になります。セカンダリーデータはプライマリーデータの背景にあります。
「海外旅行に行きたい」であれば、「海外旅行の費用が下がってきている」、「海外旅行の需要が高まっている」などの客観的情報がそれにあたります。「結婚できるか心配」であれば、総務省のホームページに出ている「結婚率調査による結婚率の低下」がセカンダリーデータですね。
セカンダリーデータは完全に客観的なデータで説得力抜群です。事実なので口の挟み用がないですから。何が言いたいかというと、客観的事実はパンチ力があるので、出し方は控えめがちょうどいいということ。
興味を持って聞ける
さて、話題に困らないようにあなたは事前にセカンダリーデータを調べてきました。どのように使ったら良いでしょう?もちろん相手の話に調査済みのセカンダリーデータと関連するものがあれば「そういえば、○○の調査結果をみたことがあります」と伝えるだけで、距離感が縮まりますよね。「この人は○○に興味を持っていて、調べることもあるんだ」と認識され、共通点も出ますし、あなたの誠実さもアピールできます。
注意点としては自らセカンダリーデータを出す場合です。いきなり「私、○○の調査結果を調べてみたんですよ」から入ると、相手が興味を持っていなかった場合に驚かれてしましいます。なので、○○の付近ことから入り、そういえばこんなデータがあるらしいですね、くらいが良いかと。
「最近、周りで付き合っている男女って少なくなっていません?」「そうかもしれないですね」「まぁ、晩婚化とか言われているのでしかたないですかね?」「私の周りも結構独身がおおいですね」「総務省の調査でも〜」みたいな感じで徐々にセカンダリーデータに近づけていきます。
あ、因みに「興味を持ってないな」と感じたら絶対にセカンダリーデータは出さないように!!
リサーチで距離を縮める方法
・事前に会う人のことを調べる
・会う人に関連するセカンダリーデータを調べる
・慎重にセカンダリーデータの出しどころを探る
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