「〜じゃない」場所で本音を聞こう

ヒアリング

成田と申します。コミュニケーションについて考察しています。基本的に本から得た知識を踏まえ、お伝えして参ります。一人の意見を述べても皆さんが使える知識にならないですからね。

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いつもと同じ場所だといつもと同じ回答が返ってくる

あなたがいつものファミレスで待ち合わせをして、いつもの他愛のない会話をしているカップルだとしましょう。パートナーに対して「何か困ったことない?」とか「私に不満ががあるなら言って」と言っても「そんなのないよ」で終わってしまうと思いませんか?つまり、日常生活の中で特別なことを聞こうとしても聞き出せないことがあるんです。

場所による回答への影響

こパートナーなどの身近な人だけでなく、訪問先のお得意さんであったり、美容院の美容師さんでも同じことが起こります。固定された職場では職場の雰囲気に引っ張られて発言や行動が変わってしまうのです。このような場合に本音は出てきませんよね。

また、場所には力があります。喫茶店ではフランクに話せる雰囲気が、ファミレスだとガヤガヤしているので、落ち着いて話すというよりも、ちょっと距離のある他愛無い話をしたくなります。社長室では緊張を強いられますし、草原では開放感でいつもと違うことがしたくなります。このように場所によって、引き出せる情報が変わってくるのです。

聞きたい情報に適した場所へ行く

告白するとき、あなたは当然特別で静かで暖かな雰囲気の場所を選びますよね。断崖絶壁でバンジージャンプをしながら告白をすることもあるかもしれませんが、それって相手は喜ぶのですかね?もし、あなたが相手からイエスを引き出したいのであれば、イエスと言いやすいリラックス出来る場所を選びましょう。ただ、先ほど告白のような特別感も必要なのでお忘れなく。私はプロポーズを自室でしましたが、自分の本気度を信じさせるために3回も同じことを言いました。リラックスしすぎると、特別な言葉が刺さらなくなってしまうのです。

本音を聞く場所の探し方

・いつもと同じ場所と会話では当然いつもと同じ回答が返ってくる

・場所には雰囲気を醸成する力がある。

・場所の影響は選択次第でプラスにもマイナスにもなる。

・場所の影響力と話す内容をマッチさせる

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